ワインディングマシン＜腕時計修理・メンテナンスのSEEKERS MAINTENANCE＞

	ワインディングマシン＜腕時計修理・メンテナンスのSEEKERS MAINTENANCE＞

腕時計修理・メンテナンス　[ ワインディングマシン ]

ワインディングマシンは今まで、時刻やカレンダー調整のわずらわしさを解消してくれる保管マシンとして、広く認知されてきました。
しかし、ムーブメントを保護するのが本当の目的！

そこでワインディングマシンの必要性を徹底検証！

1. 腕時計のメンテナンス
時計を常に稼動状態にしておくことで、ムーブメントに用いられた潤滑油が、各パーツにまんべんなく行き渡ります。
各部品の円滑な動作を実現させて、ムーブメントへの負荷を軽くしてくれます。
また、油だまりを防ぐことにより、文字盤にシミができたり、防水用パッキンが劣化するなどといった、トラブルも未然に防げる、時計を長持ちさせるためのメンテナンスツールです。

2. 時刻・付調整が不要
時計が常に稼動状態であれば、着用時に時刻・日付・曜日調整をするといった手間が省け、金曜の夜に時計を外して月曜の朝に調整し直す必要もありません。

3. オーバーホールの目安を確認
時計をワインディングマシンにセットして1週間ほどした後、クォーツ時計と精度誤差を比較することにより、その時計の平均日差が割り出せます。
これで、オーバーホールの目安にもなります。

1. 振り子式
アメリカのワインダーメーカーであるオービタ社が開発・特許出願中の特殊なタイプで、左右の振り子運動により時計を巻き上げます。
巻き上げ機構への負荷が少なくなるほか、ワインダー自信の省エネにも効果があります。

2. 単回転式
左右どちらか一方向にのみ回転するタイプ。現在ではほとんど見られないタイプですが、アンティークの自動巻きには、巻き上げ方向が決まっているモデルが多いため、単回転式の方が効率よく巻き上げ可能です。
自分の時計の巻上げ方向を知ってから、購入するべきでしょう。

3. 両回転方式
ワインディングマシンの中で、もっとも普及しているタイプで、高級ワインダーのほとんどが両回転式を採用しています。
まず一方向に回転、その後、休止期間を経て逆方向に回転します。両回転式のワインダーを使うメリットとしては、一方向のみに回転するよりも、両方向に回転した方が、時計の巻上げ機構への負荷が少ないということです。
モード設定を充実させることで、単回転式に設定できる機種もあり、自動巻きのアンティークも安心して巻上げ可能です。